ウイスキーが歴史上はじめて文献に登場したのは、1405年のアイルランドである[2]。このときウイスキーは修道士たちによって製造されていた。スコットランドでも1496年に記録が残っている[3]が、実際はウイスキーはこれより数百年も前からあったものと考えられている[要出典]。初めてウイスキーが製造されたのがいつからで、それがどこでだったかはわかっておらず、この時期のアルコール飲料の製造記録は残っていないために推定することはむずかしい。またウイスキーは個別の集団によってそれぞれ独立に発明された可能性もある。 最初に蒸留アルコールが製造されたのは8世紀から9世紀にかけてであり、その場所は中東だった[4]。蒸留の技術は、キリスト教の修道士らによってアイルランドとイギリスにもたらされた[要出典]。 蒸留の技法は収穫後の過剰な穀物を加工する手段として、アイルランドや英国においても(独立に、あるいはアラビアの技術に先立って)農民によって発見されていた可能性がある