最初に扱いましたね。
これを使って終了できます。
ここで、適当な変数を宣言して、q()を入力して終了してみてください。
今回はワークスペースを保存しましょう。
そして再び起動し、前回宣言した変数を入力してください。
前回と同様に表示できるはずです。
いまどんな変数が宣言されているのか調べたいことがあります。
たとえば、前回ワークスペースを保存したけど、何を宣言していたんだ?
とか気になる場合です。
こんなときはls()と入力しましょう。
すると、作った変数と関数の名前が表示されます。
もっと正確には、関数ls()の返戻値として宣言した変数及び関数の名前のベクトルが返されるというべきでしょうか。
>cat(-1:4, sep=", ", fill=T) -1, 0, 1, 2, 3, 4
あまり使い道が無いですが、remove関数を使うことで変数を消去できます。 変数名を引数に指定するとそれを消去できます。lsと組み合わせて、 remove(list=ls())とすると、すべての変数を消去できます。
>remove("変数名") #変数(単体)の消去 >remove("変数名") #すべての変数の消去
上で、#〜と書いている部分がありますが、#以下はコメント、すなわち何も影響が無い記述です。 読みやすいコードには欠かせないものですね。
ここまでで扱ったことは、ほとんど環境についての説明でした。
変数の確認・消去についてもその色が濃いと思います。
書いておいてなんですが、これらは忘れてもらってもいい内容です(コメントは憶えておくと良いと思いますが)。
次回からはRを使うための準備に入りましょう。
具体的にはオブジェクトとその演算について取り扱っていく予定です。